「サーチコンソールを設定したけど何を見ればいいか分からない」——Googleサーチコンソール(Search Console)はSEO改善に欠かせないツールですが、使いこなせていない方が多いです。本記事では、ホームページのSEO改善に役立つSearch Consoleの使い方を解説します。
Google Search Consoleとは
Google Search Consoleは、Googleが提供する無料のウェブマスターツールです。「どんな検索キーワードでサイトが表示されているか」「クリック率はどのくらいか」「インデックスの状況に問題はないか」などを確認できます。Googleアナリティクスがサイト内の行動分析、Search Consoleはサイト外(検索結果での状況)分析に特化しています。
必ず確認すべき4つのレポート
① 検索パフォーマンス
最も重要なレポートです。表示回数・クリック数・CTR(クリック率)・平均掲載順位をキーワード別・ページ別に確認できます。「表示されているのにクリックされないキーワード」はタイトルの改善余地、「10〜20位のキーワード」はコンテンツ強化で上位表示を狙えるキーワードです。
② URL検査
特定のページがGoogleにインデックスされているか、クロールエラーがないかを確認できます。新しいページを公開した後に「インデックス登録をリクエスト」することで、Googleへの認知を促進できます。
③ ページのインデックス登録(旧カバレッジ)
登録済みと未登録のページ数と、未登録の理由を確認できます。Search Consoleのヘルプにあるとおり、未登録が必ずしも問題とは限りません。noindexや重複ページなど、意図したものなら正常です。重要なページに404やリダイレクトのエラーが出ている場合は、優先して対応しましょう。
④ サイトマップ
送信したsitemap.xmlの状況を確認できます。サイトマップが正しく送信されているか・送信したURLのうちいくつがインデックスされているかを確認しましょう。
改善するページを見つける5つの手順
すべての数字を追う必要はありません。最初は検索パフォーマンスとページのインデックス登録を見れば十分です。
手順1:検索パフォーマンスを開く
期間を過去3か月などに設定し、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位を確認します。順位は平均値なので、日々の上下だけで判断しないでください。
手順2:ページ別に並べる
「ページ」のタブで、サービスページや記事を確認します。表示されているのにクリックが少ないページは、タイトル、説明文、検索意図との一致を見直す候補です。ただしCTRは順位や検索結果の見た目でも変わるので、一つの指標だけで決めないようにします。
手順3:検索クエリから意図を読む
記事に流入するクエリを見ると、読者が期待している答えがわかります。たとえば「ホームページ 制作 費用」が多いのに記事がデザインの話だけなら、費用と見積もりの判断材料を足すべきかもしれません。クエリを詰め込むのではなく、疑問に具体的に答えます。
手順4:インデックスを確認する
大切なページが検索で見つからない場合は、ページのインデックス登録とURL検査を確認します。noindex、canonical、リダイレクト、404、クロールできないリンクなど、技術的な問題がないかを切り分けます。リニューアルの前後なら「ホームページリニューアルでSEOを落とさないためのチェックリスト」もあわせてご覧ください。
手順5:改善メモを残す
変更した日、対象のURL、直した内容、期待する変化を記録します。一定期間観察し、別の要因も考えて結果を評価しましょう。短期間の変動を「改善に成功した」と決めつけないことが大切です。
スマホでは表を横にスクロールできます。
| 変更した日 | 対象のURL | 直した内容 | 期待する変化 | 確認した結果 |
|---|---|---|---|---|
| (記入例) | /service/ | タイトルに料金の情報を追加 | このページのCTRが上がる | 1か月後に確認 |
まず月に1回、重要なページを5件選んで記録するところから始めましょう。
制作会社への相談に使うなら
「このページは表示されているのにクリックが少ない」「問い合わせに近い検索語句で流入しているのにボタンが弱い」と具体的に伝えると、打ち手が決まりやすくなります。流入の後の動きは「GA4の使い方」と組み合わせて確認しましょう。
Search Consoleで見つかった課題の改善方法
- CTRが低いキーワード:タイトルタグ・メタディスクリプションを魅力的に書き直す
- 10〜20位のキーワード:該当ページのコンテンツを充実させ、内部リンクを追加する
- インデックスのエラー:移転したページは対応する新しいURLへ301で転送する。代替ページがない削除済みのURLは404のままでよい。意図しないnoindexがないか確認する
- クロール済みだが未インデックス:コンテンツの品質が低い可能性。情報量・独自性を高める
集客できないホームページの根本原因については「ホームページで集客できない7つの原因と改善策」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. Search ConsoleとGoogleアナリティクスの違いは何ですか?
A. Search Consoleは「検索結果でどう表示されているか(サイト外)」を分析します。Googleアナリティクスは「サイトに来たユーザーがどう行動したか(サイト内)」を分析します。両方を使うことで完全な改善サイクルを作れます。
Q. Search Consoleの設定方法は?
A. Google Search ConsoleにGoogleアカウントでログイン→プロパティを追加→所有権確認(HTMLタグ・DNSレコード・GoogleアナリティクスIDなど)→sitemap.xmlを送信、という流れです。WordPressのSEOプラグイン(Yoast SEO等)から所有権確認コードを設置するのが最も簡単です。
Q. 新しく公開したページがGoogle検索に表示されるまでどれくらいかかりますか?
A. Googleの資料では、クロールには数日から数週間かかることがあるとされています。Search ConsoleのURL検査からインデックス登録をリクエストできますが、検索結果への掲載が保証されるわけではありません。
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