📌 まず原因を整理したい方は「ホームページで集客できない7つの原因と改善策」で自社サイトの問題を特定してから、この記事の改善施策に進むと効果的です。
「アクセスはそこそこあるのに問い合わせが来ない」——その原因は、集客力ではなく動線設計にあります。問い合わせを増やすための改善ポイント10選を実務者が解説します。
問い合わせが来ないサイトの共通点
アクセスの問題か動線の問題かを切り分ける
まずGoogle Analyticsでセッション数を確認しましょう。月1,000PV未満なら集客(SEO/広告)の強化が優先。1,000PV以上あるのに問い合わせゼロなら、動線設計の改善が先決です。
どの段階で止まっているかを5つに分ける
問い合わせまでの流れを次の5段階に分けると、直す場所を絞り込めます。数字の見方は「Googleサーチコンソールの使い方」と「GA4の使い方」で解説しています。
| 段階 | 確認する場所 | 少ないときに見直すこと |
|---|---|---|
| 1. 検索結果での表示 | Search Console | 狙う検索語句と、ページの内容が合っているか |
| 2. サイトへの訪問 | Search Console・GA4 | タイトルと説明文 |
| 3. サービスページの閲覧 | GA4 | ファーストビューの訴求と、サービスページへの導線 |
| 4. ボタンのクリック・フォームの入力開始 | GA4 | ボタンの文言と位置、料金・事例・FAQの有無 |
| 5. 送信完了 | GA4・フォームの通知 | 入力項目の数、エラーの表示、スマホでの入力 |
最初から複雑なダッシュボードを作る必要はありません。まずこの5つの数字を記録しましょう。
よくある問題パターン5つ
- CTAボタンがファーストビューに存在しない
- 「お問い合わせ」ページが目立たない・見つけにくい
- フォームの入力項目が多すぎる
- 実績・事例・顔写真など信頼要素がない
- スマートフォンでCTAがタップしにくい
問い合わせを増やす10の改善ポイント
①CTAボタンの位置と文言
ファーストビュー(スクロールなしで見える範囲)にCTAボタンを設置しましょう。「お問い合わせ」という一語では、見積もりだけでもよいのか、何を相談できるのかがわかりません。「制作費の目安を相談する」「現サイトの改善点を相談する」など、次の行動が伝わる文言にします。ページの下だけでなく、料金や事例など検討材料の直後にも置きましょう。詳しくは「ホームページのCTAを改善する方法」をご覧ください。
②ファーストビューの訴求
「誰の・どんな悩みを・どう解決するか」を3秒で伝えるキャッチコピーが必須です。社名や抽象的なキャッチフレーズをトップに置くのはNGです。
③信頼要素(実績・顔・会社情報)の配置
制作実績・お客様の声・担当者の顔写真・会社所在地を掲載することで、初めて訪問した人の「本当に頼めるのか」という不安を払拭できます。
④フォームの項目数と使いやすさ
フォームは3〜5項目が離脱率を下げやすいです。「会社名」「電話番号」など必須でない項目は任意にしましょう。
⑤スマートフォン表示の最適化
スマホからのアクセスが過半数を占める業種では、スマホファーストの設計が重要です。CTAボタンは親指が届く下部・中央に配置するのが効果的です。
⑥ページ読み込み速度の改善
表示が遅いページは、比較中の訪問者が離脱する原因になります。Google PageSpeed Insightsで現状を確認し、画像圧縮・キャッシュ設定を見直しましょう。手順は「ホームページの表示速度を改善する方法」で解説しています。
⑦電話番号・LINE等の複数チャネル設置
フォーム以外に電話番号・LINE公式アカウントを設置すると、問い合わせハードルが下がります。BtoB・士業・高額商材では電話番号の掲示が特に効果的です。
⑧よくある疑問への先出し回答
発注を検討する人は、費用、納期、準備するもの、修正回数、公開後の対応、担当者との進め方を確認します。こうした疑問にFAQや制作の流れで先に答えると、問い合わせをためらう理由を減らせます。
⑨実績・事例の掲載
完成画面だけの事例では、評価の材料が足りません。実案件なら、課題、設計方針、担当した範囲、改善した内容、公開後の状況を書きましょう。数値の成果は測定できた場合だけ載せ、デモは実案件と区別します。ツタワルの制作事例でも、実案件とデモを分けて掲載しています。
⑩お問い合わせページの導線整理
ヘッダー・フッター・記事末尾など複数箇所にCTAを設置しましょう。「どこからでも問い合わせに到達できる」設計が理想です。
アクセス解析で確認すべき5つの指標
- 直帰率(1ページだけ見て去るユーザーの割合)
- 問い合わせページへの到達率
- フォームの送信完了率(入力開始→完了)
- スマホとPCでのCVR差
- 参照元別のCVR(検索/SNS/広告で差があるか)
CVRを上げる問い合わせフォーム設計
項目数は最小限に
「お名前」「メールアドレス」「ご相談内容」の3項目でも十分に機能します。まず連絡を取ることを優先し、詳細は電話・メールで確認しましょう。
入力エラーの明確化
「入力に誤りがあります」ではなく「メールアドレスの形式が正しくありません」のように、どの項目に何の問題があるかを明確に表示します。
送信できることまで確かめる
入力しやすさだけでなく、フォームの送信、通知メール、自動返信、迷惑メール対策まで実際に試しましょう。送信完了の画面も用意します。
最初の30日でやること
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1週目 | アクセス・ボタンのクリック・フォームの数字を記録し、スマホ実機で入力まで試す |
| 2週目 | ファーストビューとボタンの文言を直す |
| 3週目 | 料金・事例・FAQを補強する |
| 4週目 | 変化を確認し、次に直す場所を決める |
数字が少ないサイトでは、短い期間の差で「改善した」と断定できません。お客様や周囲の人に実際に使ってもらい、どこで迷ったかを聞くことも合わせて判断しましょう。
よくある質問
Q. アクセスはあるのに問い合わせが来ない理由は?
訴求・信頼・動線の3つのどれかが欠けています。Google Analyticsでどのページで離脱しているか確認しましょう。
Q. CTAボタンの色は何色がいいですか?
サイトの配色に対してコントラストが強い色。赤・オレンジ・緑が目立ちやすいですが、デザインとの整合が重要です。
Q. 問い合わせを増やすのにSEOは必要ですか?
アクセス数が少ない場合は必要です。ただし「アクセスはあるが問い合わせがない」場合はCVR改善が先決です。
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